ギャップ彼女 2


悠斗は何かを考えるように一回瞳を閉じ、また開けた。



「………あぁ」



戸惑いながらも頷いてくれた。




「思い出したのか…?じゃぁ、あの約束も?」

『…え…?』



約束って…?
悠斗の言う約束の意味がよく分からなくて首を傾げた。




『ごめん…すべて思い出したわけではないの。あのね、さっき夢(?)の中でゆうくんに会ったの。あっ、夢といってもね実際にゆうくんと昔会っていた様な気がしたんだ。

でね、ゆうくんの瞳が悠斗と同じだったから、もしかして?って思ったんだけど…』



「そうか…」


切なげに瞳を細める悠斗に、ズキズキと胸が痛む。私が記憶を無くさなければ、悠斗にこんな顔をさせなかっただろう。



罪悪感で胸が痛むんだ。



『ごめんね』



約束を思い出せなくてごめん。
悠斗を忘れててごめん。



「気にするな。約束は、またすればいい」


そう言って、私の頭にポンっと手をのせた。


『…ん』


私、何の約束したんだろう…?