悠斗は何かを考えるように一回瞳を閉じ、また開けた。
「………あぁ」
戸惑いながらも頷いてくれた。
「思い出したのか…?じゃぁ、あの約束も?」
『…え…?』
約束って…?
悠斗の言う約束の意味がよく分からなくて首を傾げた。
『ごめん…すべて思い出したわけではないの。あのね、さっき夢(?)の中でゆうくんに会ったの。あっ、夢といってもね実際にゆうくんと昔会っていた様な気がしたんだ。
でね、ゆうくんの瞳が悠斗と同じだったから、もしかして?って思ったんだけど…』
「そうか…」
切なげに瞳を細める悠斗に、ズキズキと胸が痛む。私が記憶を無くさなければ、悠斗にこんな顔をさせなかっただろう。
罪悪感で胸が痛むんだ。
『ごめんね』
約束を思い出せなくてごめん。
悠斗を忘れててごめん。
「気にするな。約束は、またすればいい」
そう言って、私の頭にポンっと手をのせた。
『…ん』
私、何の約束したんだろう…?

