ギャップ彼女 2

しかし俺たち3人の関係は、中学に入学すると同時に変わっていった。



俺はサッカー部。リンと朱里は陸上部。
リンと朱里は、相変わらずいつも一緒だったが俺は、昔ほど一緒にいる時間が少なくなっていた。



だから、朱里とリンの変化にも気づかなかったんだ。



中学2年の夏休みに入ってすぐ、俺は朱里に告白された。





「…奏が好き。私と付き合って…?」

『朱里…ごめん。』




だけど俺が好きなのは、ずっとリンだけだったから、もちろん断った。



すると…




「奏は…やっぱり、リンが、好きな、の?」

『…あぁ』




朱里の震える声に対し俺がそう答えれば、瞳いっぱいに涙を溜めた朱里は、俺の服の裾をキュッと掴んだ






「な、なんでリンなの!?あの子にはユウくんがいるじゃない!私には、奏しかいないの。お願い…私を見て…。」






赤く潤んだ瞳で懇願する朱里を見て胸がズキズキと傷む。