俺は、昔からリンが好きだった。
それは、もう出会ったばかりの幼稚園の時から
今でも鮮明に覚えている。
リンは、年中の夏休み明けくらいに引っ越してきて、
初めてリンを見た時俺は、あまりの可愛さに心奪われたんだ。
多分一目惚れってやつだろう
リンは結構活発で、よく男の子に混じって遊んでいた。おままごとよりも、鬼ごっこという風に体を使って遊ぶのを好んでいたんだ。
そんなリンと一緒に遊ぶのが何よりも楽しかったし、幼稚園だけでは物足りず「今日、一緒に遊ぼう」と毎日の様に誘っていた俺は、すでにリンにはまっていたのかもしれない。
リンの家と俺の家は500m位離れている。それでも、毎日のように飽きずに遊んでいた。
というより、俺が付きまとっていたというのか
俺の家のすぐ近くには、朱里という幼稚園入園前からの幼馴染がいる。とても大人しい子で、俺の後ろにいつもくっついていた。
それこそ、小さい時は俺が守ってあげなきゃなぁなんて思ったりもしたりして。
リンに付きまとう俺と、俺から離れない朱里。
少し奇妙な感じだったが、いつも3人一緒だったんだ。

