ギャップ彼女 2



「かくれんぼしたまま寝ないでよー」

「…ん…」





ちなみに、このベンチの後ろは植込みになっていてあまりスペースはない。私も気になって覗きこめば、確かに女の子がいる。



いるというより、寝ている…。



しかも女の子の周りには、落ち葉がたくさん落ちていて、手には落ち葉が握られていた。



もしかして、葉っぱで身を隠そうとしてた…?





本格的だ…




スヤスヤと気持ちよさそうに縮こまって眠る女の子を見て、思わず笑みがこぼれた。




一向に起きない女の子に男の子が困っているようだったので、私も起こすのを手伝ってみた。
なんか自分で自分の、名前を呼んでいるみたいで変な感じだ。





「…ん……だ…い…くん?」

「リンちゃんやっと起きたー」

「エヘヘ。寝ちゃった…」

『リンちゃん大丈夫?出れる?』

「うん!」





そんなやりとりをしているとーー…