ギャップ彼女 2

そんな時、ひとりの男の子がキョロキョロしながら、私の座っているベンチに近づいてきて、




目の前でピタリと足を止めた。





…誰か捜してる?



あ、もしかして迷子?



そう思った私は、声をかけようと口を開いたのだが、次の瞬間ハッと息を呑む。






…え?




あろうことか、その男の子はいきなりバッとかがみこみ、ベンチ下を覗きこんできたのだ。





「リンちゃん!みーっけ!……リンちゃん?リーンちゃん」




私が呆気にとられていると、男の子が叫んだ。





「……ん…。」

「ねぇ、リンちゃん、起きて?そんなところで寝ちゃだめだよ」

「……ん……」

「リンちゃんってば!」





どうやら、ベンチの下か後ろに女の子がいるらしい。全く気づかなかったんだけど…




しかも、同じ名前だ。