「………蓮……でもね、私……」 『うるせぇ』 お前の気持ちを、聞くつもりはない。 だから、もう喋るんじゃねぇ。 頼む…黙ってくれ…。 俺は、リンがこれ以上喋らないようにリンの唇を俺の唇で塞いだ。 2度目(いや、3度目)のキス。 前よりも、長めのキス。 柔らかいリンの唇は、俺を狂わせる。 とても甘い。 もっと味わいたい。 そう思った。