『おい、一体どういうつもりだ?』
「そのままの意味だ。これから忙しくなるから手伝ってもらうだけだ」
『…は?』
本気で意味が分からねぇ。
しかもこの女、悠斗の腕に絡ませくっついてやがる。
なんで、払いのけないんだよ…
お前は、リンが好きなんじゃねぇのか?
俺の勘違いだったのか?
そう思っているのは俺だけでなく、翔、隼人、伊吹も目の前の光景に唖然としていたんだ。
いつになく無表情の悠斗。
真意が全く読めない。
結局リンが戻ってきてからも、悠斗は怜奈を振りほどこうとはしなかった。
「リン…みんなにはもう説明したが、今日から怜奈に生徒会の仕事を手伝ってもらうことになった。」
「分かりました。怜奈さん、よろしくお願いします」
痛みを隠すように切なげに細まるリンの瞳。
…そんな顔して笑うんじゃねぇ
俺まで胸がズキズキと痛んだ。

