ギャップ彼女 2


『おい、一体どういうつもりだ?』

「そのままの意味だ。これから忙しくなるから手伝ってもらうだけだ」

『…は?』





本気で意味が分からねぇ。
しかもこの女、悠斗の腕に絡ませくっついてやがる。




なんで、払いのけないんだよ…
お前は、リンが好きなんじゃねぇのか?




俺の勘違いだったのか?




そう思っているのは俺だけでなく、翔、隼人、伊吹も目の前の光景に唖然としていたんだ。






いつになく無表情の悠斗。
真意が全く読めない。







結局リンが戻ってきてからも、悠斗は怜奈を振りほどこうとはしなかった。




「リン…みんなにはもう説明したが、今日から怜奈に生徒会の仕事を手伝ってもらうことになった。」

「分かりました。怜奈さん、よろしくお願いします」




痛みを隠すように切なげに細まるリンの瞳。




…そんな顔して笑うんじゃねぇ




俺まで胸がズキズキと痛んだ。