やっぱり、この指輪外そうかな…
首から下げた指輪が、鉛のように重く感じていたんだ。でも…
「リン、肌身離さず身につけろよ?絶対にだ」
外そうと何度も試みるが、頭の中で悠斗の言葉がこだまし、邪魔をする。
悠斗のバカ…私の気も知らないで。
なんで、あんな事言うの?
外せないじゃん。
結局また制服の下にしまい、お弁当を食べた。
最近食欲がない私は、いつもより小さめのお弁当にしてある。
なんか疲れたな…。少し寝ようかな?
精神的にダメージを受けている私は、とりあえずお昼寝をする事にしたんだ。
お弁当箱を片付け、携帯アラームをセットし、壁にもたれかかって眠った。(本当は寝転びたいが、あまりの冷たさに断念した)
ただ、現実逃避したかっただけなのかもしれない。私は、すぐに意識を手放した。

