ギャップ彼女 2

悠斗に、さっそくお礼の電話をした。
悠斗は、どれも美味しそうだったから全部買ったと言っていた。



「指輪より嬉しそうだな」



私が、嬉しそうにしてたのが電話ごしでも伝わったのだろう、なぜか悠斗の不機嫌そうな声が聞こえたのだ。





『そんな事ないよ!指輪のが嬉しいに決まってるじゃん!?』

「そうか…」





チョコはチョコで嬉しいけど、私にとってペアリングのが何よりも嬉しいんだ。
チョコと指輪が天秤にかけられるはずもない。



しかも、さっそくつけている。
右手薬指のリングを眺めては、幸せな気分に浸っているんだ。




もちろん、学校やバイトではダメだから首から下げるが、休みの日だけは指輪を堪能したいと思っている。