ギャップ彼女 2

3階に着いて一部屋ごと確認していると、ガターンと大きい音が響いた。




奥だ…。


今の音はーー…



俺は不安が次第に増長し脈拍が速まるのを感じた。





ーーー急がないと、リンちゃんが…





俺は、音がした方へと慌てて走った。



知らない女の子達が罵声をあげていたので、すぐにこの場所だと気づいた。ここは、ほとんど使われることのない空き教室だ。




「隼人様が相手してくれなくなったのはあなたのせいよ」




そんな罵声も聞こえ、イライラが募るばかり。俺らには甘えるような声で、媚をうってくるくせに、こうやって陰では陰湿な事をする。



お前ら、二重人格か…?
だから、女は怖い。裏表が激しすぎるんだ。





それでも今、リンちゃんがこんな目にあっているのは、確実に俺らのせいだ。





きっと傷ついているに違いない。