「1番ですね。」 目の前の彼は、眼鏡をかけていて優しそうな雰囲気の男の子だった。私がコクリと頷けば、ニコリと微笑んだ彼は、すぐ後ろに置いてある写真置場から何枚かの写真を持ってきた。 「これは差し上げます」 そう言って渡してきたのは、注文したみんなの写真と、 『……あ、ありがとうございます…』 私の写真だったのだ――… やっぱり、売れないんだな。差し上げますっていらないだけじゃん!? まぁ、捨てられるよりはいいよね?タダだし。 そう思う事にした。