「怜奈…」 「何?悠斗。」 リンが出て行った後、篠原さんを呼んだ悠斗。彼女は嬉しそうな表情で悠斗を見つめる。 彼女は、悠斗が怒っているのが分からないのだろうか? 悠斗からは、分かり易いほど不機嫌オーラが出ているのに――… 「俺は、絶対リンを辞めさせねぇ。リンが辞めるなら俺もやめる。そしたらお前が生徒会長になれ」 「…っ!」 悠斗が嘲るような冷たい目を篠原さんに向けて言えば、彼女は苦虫を潰したような顔をした。