「言っとくけど、辞めさせないよー?」 「俺、あの女はイヤだ。リンがいい」 「ったく1人で抱え込むんじゃねぇ。俺らがいるだろ?」 隼人は私の頭にポンっと手を乗せ、伊吹は私の腕に絡みつき、蓮は優しい表情で見つめ、口々に言った。 ―――温かい… 「俺らは、お前を手放すつもりはない………逃がさねぇよ」 とどめは、悠斗のこの言葉。 みんなの言葉で、乾いた心が沁みるように温かく潤ったんだ。