「リンを絶対、辞めさせたりはしない。リンが辞めるなら、俺らも生徒会を辞めるつもりだ」 …え? どういう事? 『…な、んで…?そんなの、だ、駄目だよ…』 私なんかの為に、辞めないで。 翔達は、みんなに慕われているんだよ?私の代わりはいくらでもいるけど、翔達の代わりはいないんだよ? だけど――… 「駄目じゃないよ。 リンは俺にとって…いや俺たちにとって、大切な人だから――…」 翔は柔らかく微笑み、こう言ったんだ。 翔の温かい言葉で、胸に熱いものがこみ上げてくるのが分かった。