「荷物預かってる。リンとチアが一緒の子が本部まで届けにきた。」
あゆみかな…?持ってきてくれたんだ…。
ありがとう。
「頼む…携帯ぐらい持ち歩け。……リン…今まで、どこにいた?」
『…えっと…調子悪くて…その……ごめんなさい』
俯きながら答える私には、悠斗が今どんな表情をしているか分からない。でも、その優しい口調から、心配してくれたんだと感じた。
「そうか。もう大丈夫か?」
『…ん』
「良かった。無理するなよ」
いつものように、頭をポンと撫でる悠斗。悠斗の温かい手のぬくもりが伝わってきて心地良い。
でも――…
嬉しいんだけど、苦しい…。

