ギャップ彼女 2





「お~い!!リーン!!こっち!」

『あ、海斗』


私が本部に戻ろうと歩いていたところ、海斗が遠くから手を振り、私を呼びながら走って近づいてきた


「…はぁはぁ…リン、どこ、行って、たん、だ?」

『あ、ごめん、ちょっと…』



息を切らしながら、額に汗を浮かべている海斗に、私を必死に捜してくれていたんだという事が伝わった。



海斗…ごめんね。
迷惑かけて本当、申し訳ない。




「でも、まぁ見つかって良かった。もうすぐリレー始まるから急がないと」

『え!?』


両膝に両手を置いてフゥーと大きく深呼吸した海斗は、私の手をとり、リレーの集合場所まで急いだ。



まさか、もうそんな時間になってたとは――…





…あれ?

という事は、もう最後の競技!?







えーーーっ!?



一体何時間あそこにいたのよ…。
本当、ありえない。それに、蓮の出る男子の騎馬戦見てないじゃん!?



リンのバカ~!?