花火大会が始まるまで河川敷に座り、買ってきた食べ物を食べる事にした。
たこやきと焼きそばを奏とシェアしながら食べていたのだが、飲み物を買い忘れていた事に気づいた。
『何か飲み物買ってくるけど、何飲みたい?』
「俺が買ってくるから、待ってろ」
『いいよ。私が買いに行くから待ってて。ついでに、イチゴ飴買いたいし』
「心配だから俺も一緒に行く」
本当に心配そうな顔をしているので思わず笑みがこぼれた。もう子供じゃないんだから、ひとりでも大丈夫なのにね?いささか迷子にならないよ。
『大丈夫だよ、奏。すぐそこだし、場所とっておいてね?』
「……あぁ。何かあったら絶対に携帯に連絡しろよ」
『うん』
―――渋々了解してくれた。
飲み物を買って、次はイチゴ飴を買おうと並んでいた時、「ねぇ」と肩をグイッと引かれた。
え……誰…?
振り向くとそこには…
たこやきと焼きそばを奏とシェアしながら食べていたのだが、飲み物を買い忘れていた事に気づいた。
『何か飲み物買ってくるけど、何飲みたい?』
「俺が買ってくるから、待ってろ」
『いいよ。私が買いに行くから待ってて。ついでに、イチゴ飴買いたいし』
「心配だから俺も一緒に行く」
本当に心配そうな顔をしているので思わず笑みがこぼれた。もう子供じゃないんだから、ひとりでも大丈夫なのにね?いささか迷子にならないよ。
『大丈夫だよ、奏。すぐそこだし、場所とっておいてね?』
「……あぁ。何かあったら絶対に携帯に連絡しろよ」
『うん』
―――渋々了解してくれた。
飲み物を買って、次はイチゴ飴を買おうと並んでいた時、「ねぇ」と肩をグイッと引かれた。
え……誰…?
振り向くとそこには…

