『あはは…。』
自分の気持ちに気づいた途端、失恋なんて本当笑える。こんな想いするなら、自分の気持ちに気づきたくなかった。
涙がポロポロと溢れてきて、止まらない。
―――胸が苦しい…
私は、しばらくの間、体育倉庫のマットの上でうずくまりながら涙を流し続けた。
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『うわ~ひどい顔…』
トイレで自分の顔を見て溜息がでた。泣きすぎて目が真っ赤だ。しかも、腫れぼったい。
顔を何度も洗ったり、タオルを濡らして顔に乗せたりすれば、ようやく落ち着いた。
でもそろそろ行かないと、みんなが心配するし、何よりも選抜リレーが始まってしまう。
…ところで今、何時だろう?
携帯もご飯を食べた場所においたままだった。まぁ、荷物は後で取りに行けばいいよね。
『よしっ』
生徒会も辞めなきゃいけないかもしれない。でもここで、1人でイジイジしてたってしょうがない。何も変わらないんだ。
気合いを入れ運動場に戻った。

