ギャップ彼女 2

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意識を取り戻し、目を開ければ心配そうな表情で見つめる悠斗の姿だった。


私は、ベッドに寝かされている状態で額には、冷えピタがされていた。


「気づいたか」

『うん』



さっきまで体育館にいたはず。
練習の途中だったよね?そこで、急に目の前が真っ暗になって…




その後の記憶がない。




『悠斗が、ここまで連れてきてくれたの?』

「あぁ。」

『ありがとう』

「…あぁ。それよりも、、熱あって気づかなかったのか?」

『……うん…』




私が気まずそうに肯定すれば、溜息をこぼした悠斗。



「過労だそうだ。疲れが溜まってたんだろう」

『…え…』


過労!?
衝撃の事実に驚きを隠せない。
頭の中によぎるのは、若者の過労死増加の文字。近年増加しているらしい。この前、ニュースでやっていた。



「…ったく、リンは何でも頑張り過ぎるんだ。あまり無理するんじゃねぇ。」

『…肝に銘じます』



過労死なんてイヤだもの。
本当、自分の体調くらい把握できなくてどうするのよ…


情けないです。



「目が離せねぇな、本当」



私がシュンとしていると、優しい目で見つめた悠斗は、私の頭をポンと撫でた。





…あれ?
なんだろう…この気持ちは…


この時、トクンと胸が高鳴るのを感じたんだ。