愛莉は、眉根を寄せ訝しげに海斗を見つめ口を開いた。
「ねぇ、何で慎士くんは、そんな情報知ってるわけ?」
私も、何で知っているのか気になり、同じように海斗を見つめた。すると、海斗は困ったように、こめかみをかいて笑った。
「それが、俺にも分かんねぇんだよな。聞いても企業秘密だって言って教えてくんねぇし。ま、慎士のことだからキャンンディカフェに知り合いでもいるんじゃね?」
『…。』
それはそれで困るかも…。
「慎士って、凛音ちゃんの事どの位知ってんだ?」
「シフトは知ってるくせに、凛音ちゃんの情報全然知らねぇんだよ。ったく、いつも俺に、どこの学校だろ~ってうるせぇし。俺が知りたいっつうの」
伊吹が眉間に皺をよせながら尋ねれば、海斗は溜息交じりに答えた。
私達は、伊吹、愛莉の3人で苦笑いのまま、顔を見合わせたのだった。
…何はともあれ、私の事がバレていないと分かりホッとした。

