「マジだっつってんだろ?」
「い、痛い、碧都っ」
「杏が信じねぇからだろうがよ」
「わ、わかったからっ、お願い、離してっ」
手首をグッと握られ、碧都のあの鋭い眼光が怖くて、更に痛くなった気分になる。
「信じたか」
「信じるもなにも、出会った時の話聞いてないでしょ」
もう、ホント恐ろしいんだからっ‼︎
碧都は、ベッドに座り直すと、『杏はココ』と腕を引っ張ると、股の間にスッポリわたしを入れた。
「俺さぁ、言ったろ?じぃさんが金持ってるって。そのせいで寄ってくるヤツは、みんな金目当てばっか。俺と一緒にいたって、意味ねぇのにな」
どうして、お金持ってるだけで、こうも周りが騒ぐんだろ。
碧都自身が金持ってる社長とかなら、まだわかるけど。
おじいちゃんが、なのに…。
「自分で言うのもなんだけど、顔だって普通よりはイイほうだろ?だから、小さい時から、わりとモテたんだ」
いやいや、普通よりはイイって…‼︎全然あなたは、イケメンの部類に入りますからー‼︎
でも、『俺ってイケメンだろ?ベイベー』みたいなこと言われたら、引く。完全に引く‼︎
「中学、高校になってもモテ期が止まらなくて」
うわぁ…。完全なるイヤミだよね、コレ。
「い、痛い、碧都っ」
「杏が信じねぇからだろうがよ」
「わ、わかったからっ、お願い、離してっ」
手首をグッと握られ、碧都のあの鋭い眼光が怖くて、更に痛くなった気分になる。
「信じたか」
「信じるもなにも、出会った時の話聞いてないでしょ」
もう、ホント恐ろしいんだからっ‼︎
碧都は、ベッドに座り直すと、『杏はココ』と腕を引っ張ると、股の間にスッポリわたしを入れた。
「俺さぁ、言ったろ?じぃさんが金持ってるって。そのせいで寄ってくるヤツは、みんな金目当てばっか。俺と一緒にいたって、意味ねぇのにな」
どうして、お金持ってるだけで、こうも周りが騒ぐんだろ。
碧都自身が金持ってる社長とかなら、まだわかるけど。
おじいちゃんが、なのに…。
「自分で言うのもなんだけど、顔だって普通よりはイイほうだろ?だから、小さい時から、わりとモテたんだ」
いやいや、普通よりはイイって…‼︎全然あなたは、イケメンの部類に入りますからー‼︎
でも、『俺ってイケメンだろ?ベイベー』みたいなこと言われたら、引く。完全に引く‼︎
「中学、高校になってもモテ期が止まらなくて」
うわぁ…。完全なるイヤミだよね、コレ。

