その時に、一つの考え方を身に着けることができました。
物事に悪いことが起きたとき、それを自分のせいにする傾向が、私にはありました。
他人のせいにすることが嫌いだったからです。
でもこの事件により、自分が悪くて相手も悪いという状態を理解しました。
『自分が悪いし、相手も悪い』
その考え方に変えただけで、気が楽になることができました。
相手に押し付けられているだけで、自分に非がないことなんて、よく考えたら今までたくさんあったのに、すべて自分のせいにして完結させていました。
それでは相手を甘やかしていることもあると、知ることができました。
正直、自分の行動が甘やかしている状態なのか、見抜くことは難しいと思います。
それはきっと、人の感情を受け取ることができない自分には難しいことなのです。
自分が目に見えない感情を受け取ることができないのだと知ることができたのは、大きな収穫でした。
それならば、他人の感情を読み取ろうと出来ないことを頑張るのではなく、ちゃんと自分の感情に目を向けてあげようと、ようやく思うことができました。
そしてここから私の性格は変わっていきます。
この事件がなければ、得るものはありませんでした。
結局のところ、いらないと言われたことについては本気ではなかったそうです。
でも、私は前から決めていたことがありました。
暴力を振るわれた時は迷いなく離れるということ。
だから私は離れることができました。
大きな経験を得た上に、離れることができました。
感謝しています。
私はあの経験に、間違いなく感謝しています。



