「ねぇ、ウチのクラスで絵が上手い のって誰かな?」 「やっぱゆかでしょー笑」 「桃とかもいいけどやっぱさ、 "ゆかには敵わない"よねー」 ゆかとはだんだん疎遠になっていった。 だんだん会話が減ったのだ。 不登校気味だったころ、 私に頼りきりだったゆかは、 だんだんと学校に通うようになり、 クラスでも中心的な女子とつるむ ようになっていった。 そうして、私との会話は、少なくなった