「おまえ…いつからあんな下着つけるようになったの?」

ハッとして振り返ると教室には私たち二人だけになっていた…

「…もしかして今朝…踊り場に居たの?」

面白くなさそうな表情をした私の幼馴染は

「…あぁ そうだよ」と返事をした

「まだ俺の質問には答えて貰ってないけど…」

「たまたま今日だけだよ…いろいろ事情があるの!」

二人で今朝の話しをしているところを他の人に見られたくなくて…

『私…もう帰るから…』そう言って教室を出ようとしたら腕を掴まれた。

「その事情とやらを聞かせて貰おうか?

今朝のセクシーな下着をつけてたのはおまえじゃない!って

皆を説き伏せたのは俺だから…感謝して貰わないとなぁー

いつもは淡いピンクとか淡いブルーとかのシンプルなもんばっかだろ?」

「助けてくれたのは分かったし有難くも思うけど…私のスリップ事情まで何で知ってるのよ?」

「家が隣なんだから仕方ないだろ…偶然に目にしただけ…」

全く悪びれもせず堂々としたもんだ…