そして、橘君が宮沢君を診て言った。 「大丈夫、ただ気絶してるだけだ。 拓馬、これどういうことだよ?」 「今そんなことはどうでもいいから、行って、高瀬さん。」 それに笑顔で返事し、再び悪魔と対峙する。 「氷漬けにしてあげる。流石にここまでの魔力は封印できないから…削ります。」 正直、ここまで魔力を溜め込んでいるとは思っていなかった。