あの丘の上で【上】



僕たちがついたのに気づいた佑樹がそこから出て来た。


海斗が佑樹に話を聞こうと駆け寄って行った。


僕も行こうとしたが、父さんから手を引かれた。


「…雪菜ちゃんに、踏み込む気はあるか?」


父さんが僕をしっかり見て言った。


つまり、今回のことには高瀬さんの闇が関わっている、ということか。