あの丘の上で【上】



まだ繋いだままの手を離そうと高瀬さんを見た。


「…高瀬さん!?」


苦しそうに眉間にしわを寄せ、心臓のあたりをつかんでいた。


そしてそのまま倒れ込んできた。


「高瀬さん!大丈夫!?」


意識はなかった。