「どうやら俺は落ちた拍子に体のない無防備なアカネを守る結界をぶっ壊しちゃったらしいんだよ」
「やらかしたな」
…厘介の一言が痛いんですけど。
「そもそも鳳凰は復活するタイプの生き物らしくて、この世に変動的なのがあったら5羽いる鳳凰が順番に復活する仕組みらしいんだ。
アカネの前の順番の黒庵さん…旦那さんが、体のないアカネを迎えに来てくれる予定だったんだけど俺が結界ぶち壊したせいで不可能になっちゃったんだって」
「わー…本当に柚邑迷惑かけたんだね」
紅太の言葉が胸に刺さった。痛いです…。
「だからその詫びとして、アカネに体を貸して、旦那さんを探す&体を取り戻すことになったんだ」
「取り戻す?」
「霊力をたくさんゲットしたらいいんだって」
「…あ、聞かなかったことにする。よくわかんない」
健全な態度だと思うよ、厘介。
「て、ことで。今俺の中にアカネがいるってわけ」


