妄想世界に屁理屈を。



“げ…”

「うわ、とんでもない大人物を呼んだのぉ、おじいちゃん」

「…あーあ。俺の出番がなくなっちまったわ」

「はは、黒庵ドンマイー」


とっても軽〜い鳳凰。だ、誰かこの事態の解説を頼む…。


「なっ…な、なぁ!?」


後ろで宮下さんという事態についていけてない仲間を発見。

彼はもうついていけないというかついていきたくないみたいで、クラクラと目眩に倒れた。


「ちょっ…宮下さん!解説をしてくださいよ!意味わかんないんですから…アレ誰!?」


急いで抱き起こすと、ハハハと力なく笑いながら焦点のあってない目で説明してくれた。


「あれ…じゃないやぁ、あの御方はねぇ、青龍さまのご子息――神々の罪を斬る、応龍さまだよぉ

こぉろぉさぁれぇるぅ…さようならスズちゃぁ…」


「俺はゆーちゃんです!んにゃっ…どさくさに紛れて胸もまないで!」


あなたはロリコンでしょ!

そっとお手手をどかしながら、口調が完全にスズを追っかけるときの口調(=素の口調)になってる宮下さんを見やる。

びびり方が尋常じゃない。

ともあれ、あのオカマさんが創龍のもう一人の後継者――応(黄)龍か。