“あー…説明がむずかしくなってきた。あのな、お前は『神様の神様の加護を受けた人間』なわけよ”

「ああ…うん」

神様の最高神である驪さんの娘だもんな。

神様の神様であるアカネの加護を受けた人間…長い。


“もちろん人間から貰う信仰もあるが、神様から貰う信仰が多いんだ。私はよ。だから、あんたは神様に関わるだけで信仰になって、神格があがってる…

あー!説明むずいよぉ!”


「でもなんとなくつかめた気がする…」



アカネは神様の神様の子だ。

言えば、神様のために動く神様の子。


神様から崇められることが多い、ということで、信仰はほぼ神様から貰う。


霊力を神様から貰いやすくなってるわけだ。


だから俺がミサキくんや宮下さんなどと関わることも、信仰(霊力)になるのかもしれない。

ああもう、神様ややこしい。


「神格が高まっちゃったらどうなるの?」


「女の子になっちゃうのと、命の危険かなー」


苑雛くんさらっと言った!さらっと!