妄想世界に屁理屈を。


「な、なんか『ご主人様ぁ』って呼ばさせるし、

キモいし変態だし、

やたらめったらアカネさまやシロさまについて聞いてくるし…


挙げ句には役立たずだって、いろんなお薬や呪術かけられて、わ、わたし、可笑しくなっちゃって。

凶将…破滅の女神だって称号与えられるし。

そうなれば周りの十二天将からはいじめられるし、孤立するし、お友達いないし、もう、やぁってなって」


握る力を強くする。

ぱた、と涙が溢れていた。


「そ、それで?」


聞いちゃいけないって、どこかでわかってた。

なのに口は勝手に動いて。


仕方なしに、スズは言わなくちゃならなくなった。




「――火の中に、飛び込んだの」