“そう考えた私は、こんな考えに至った。
もしかしたら日本の英雄スーパースターは、とんでもないこと考えてたんじゃねーの?って”
「とんでも、ないこと?」
“例えば、そうだな……
タマを使って日本を我が手にしようとしてた、とか”
「なっ!?」
“まあ推測よ推測”
けらけらと笑うが、目は燃えていた。
ああ…
どんどん問題が増えていく。
母さんの弁当を広げつつ、ため息。
考えたくない問題ができたなあ。
「アカネさまー。今度から私を呼ぶ際は『急々如律了!』とお呼び下さいな」
“ハハハ、お前は式神かよ”
ビシッ、と。
アカネが突っ込みを入れる。
どうやら本に目を通せば、式神を呼ぶときの掛け声らしい。
「あ、はは」
空元気なスズが笑う。
やっぱりまだ本調子じゃないんだなー、なんて思っていたら。
「柚邑、ちょっといい?ああ、アカネさまはこの結界の中にいてください」
は?


