妄想世界に屁理屈を。



「お、陰陽…?」


名前くらいは知ってる。


「ハッ!」とか言って、ドロンと式神だすやつだろ。


しかし、なんでそれを必死になって勉強してんだ?


「きーてよ柚邑!アカネさまは昨日の夜、私を呼び出してこうおっしゃったの!」


なんか目がキラキラしてるスズ。え、心配した俺なにそれ?

なんて言ったか気になるような、ならないような。




「『スズ、聞け。私は決めた。



タマの敵をうっちゃると!』

凛々しすぎますアカネさまぁ」




くねくねと身悶えてるスズに、呆然。


「…今、そんな問題どうでもよくないか?アカネ」


今はどっちかというと黒庵さんの方が問題。

タマLOVEなのはわかったから、今は置いとこうよそれ。


“はあ?だって、そいつのせーだぜ、私達がこうなったのは!

だからまあ、ちょっくら憂さ晴らしに”


憂さ晴らしでなにやら危ないお勉強をする神様であった。


「やめなさい。てか安倍晴明って実在すんの?よくわかんないけど」