妄想世界に屁理屈を。


「このっ…馬鹿馬鹿バカ人間!ひどい、ひどすぎるぅっ!」


ポカポカと殴られる。

この拳に無論殺傷能力はないけど、ああ申し訳ない…とは思った。

「ご、ごめんスズ!すっかり忘れててその、あのごめんっ!あ、ああもしかしたらこれ人工肉かもよ?」

「嘘だ!なんだ人工肉って!」

「意味を解してから嘘か本当か判断して!?人間が作った肉だよ!」

「なっ…」

目を真ん丸に開いて。


「なんておぞましい…人間が人間の肉を食ってるのー!?」


きゃあああっと屋上を走り回る。

日本語って難しい。

「ちがっ…化学なんちゃらみたいな!」

「化学って生物の!?」

「誰だ日本語考えたやつっ!」


スズが落ち着くまで10分はかかりました。