歌と花のさよなら~永遠の眠りの約束~




「あ、ありがとうございました。」



ペコリと頭を下げて教室に戻った。




あんなに綺麗に育てることができるなんて普通の人には難しいよね。



家が花屋さんとかの人かも。





──キーンコーンカーンコーン……



チャイムが鳴ると同時に席に座り、また遠足の話が始まった。





「じゃあさっき決めた班で集まってコース決めて、前まで提出してくれ。」



そしてまたザワザワと教室が騒がしくなった。



先生は頬杖をついてシャーペンをくるくると回している。


なんかやる気の無さそうな先生だな…









「みっちゃんなにしてるの。

コース決めるんだから参加してー!


誰か行きたいとこある人とかいる?」





凛花は鎌倉のマップを開きながら問いかけた。


すると真っ先に七瀬くんが手を上げた。


 

「はいはーい!

俺江ノ電乗りたい!


あ、あと建長寺も見たい!」



「うちは小町通り行きたいかも」




七瀬くんの後に続けて紗友里ちゃんも呟いた。




全部楽しそうだなー…



あ、私は大仏様見たいな。




提案…したいけどそれでみんなに迷惑かかるかもなぁ…


それに行きたくないって人もいるかもしれないし…



そこは時間的に無理なのに……とか





大仏だけでつまんない。とか、さ。