神聖魔法団【下】




「あっはははははは!!」





炎虎、笑ってますな~。




「炎虎、ツボったね」




「だね」




私と天音は落ち着いたけど、隣でまだ笑っている。




当の風雅たちは。





「降ろしてぇ!ごめんなさい!!」




「絶対降ろさない」





まだ遊んでいました。




雷、笑ってるから絶対楽しんでる。






「あ、てか、帰らなダメじゃん!
遊んでる暇はない」





天音の声で我にかえる。





「あー!そうじゃん。帰ろう帰ろう」




炎虎もやっと落ち着いたのか肩で息をしている。




「炎虎、落ち着いた?
帰るよ~」