パッと電気が点いたかと思ったら





パーン!




パン!パーン!!




クラッカーが部屋に鳴り響いた。



「おお!?」




またまた驚き。




本日2回目のクラッカーだ。




「はい、これ黎兎に」




そう言ってお母さんが可愛らしい袋に包まれたプレゼントを渡す。




「え?」




「プレゼント!誕生日なんだから黎兎のもあるに決まってるでしょ」




「ありがとう・・・。」



無意識に言葉がでた感じがした。




「開けてもいい?」



「もちろん」




がさがさと黎兎が袋を開ける。