パーン!!




パーン!





「わぁ!?」





本日2度目のビックリ。




辺りを見渡してみると皆の手にクラッカーがあった。




「え?」



『黎奈お誕生日おめでとーう!!!』





「あ・・・」




そうだ、今日私の誕生日だ。




あの時、黎兎に言われてたのをすっかり忘れていた。





「黎兎~!」




お母さんがそう呼ぶと




ガチャ




リビングの扉を開けて黎兎が入ってきた。




「っ・・・!?」