私が皆の元へ戻った時、 <黎奈さん> <黎奈> 誰かに呼ばれた。 キョロキョロ辺りを見渡すと皆の後ろに2人の人影が見えた。 「あ・・・。」 目を凝らさなくとも声で分かった。 2人がこちらに歩いてくる。 私の視線に気付いたのか皆が後ろを向く。 徐々に顔が見えてくると 黎兎とお母さんの息を呑む音が聞こえた。 「え・・・」 「嘘でしょ・・?」 2人はそんなことはおかまいなしに私たちの前に現れた。