勝手に足が動いていた。 「お父さん!!! お父さん・・・!!」 ガバッ 「おっと」 体当たりするように抱きついた。 それをお父さんは受け止めてくれた。 「お父さん、お父さん・・・・。 おとうさああああん。」 子供のように泣きじゃくった。 頭を撫でてくれる大きな手が変わってなくて温かくて、 また涙が溢れる。 「黎奈、一気に子供になったな」 そうやってクスッと笑うと目尻にしわができるのも変わってなくて、 どんどん涙が溢れては流れる。