「大丈夫、大丈夫・・・」 気付くとそう呟いていた。 なんでそう呟いてたのかは自分でも分らない。 ただただ、胸が苦しくなる思いを少しだけでも和らげたかった。 目をギュっと瞑ってしまった時、 <ありがとう> 「え?」 そんな声がして目をパッと開けると ゼオラの姿はなかった。 変わりに真っ暗だった世界が真っ白な世界になっていた。 「ここは・・・」 「黎奈さん」 後ろから名前を呼ばれ振り返ると 「Licht!」 ニッコリ微笑んでいるLichtの姿があった。