2人の元に行くと思わず目を覆った。 見たくなかった。 遠くからじゃ分からなかったけど 瑠雲の指が風雅の涙を拭っていた。 2人は眠っているかのように気持ちよさそうな表情をしていた。 「瑠雲・・・。風雅・・・。」 2人の傍に行き腰を屈める。 風雅は・・・・・冷たくなっていた。 瑠雲はただ眠っているだけだろうか? 息はあるから・・・。 どうやって運ぼうか悩んでいると 「黎兎」 誰かに名前を呼ばれた。 振り向くとそこにいたのは 「涯・・・」 体がボロボロになった涯だった。