神聖魔法団【下】




皆の体が光り始めた。




「なにして・・・」



黎兎がそう呟くと




「魔力が・・・吸い取られる・・」




隣の天音が苦しそうに呟いた。



「え・・・」


他のみんなも苦しそうに顔を歪めていた。



嘘だろ・・・。



俺の中で絶望が広がっていった。



本当に黎奈は俺たちを・・・。



どんどん皆の魔力を吸い取っていく黎奈。



右手には大きな光の玉ができていた。



あんなの当てられたらひとたまりもない。


[いいぞ!ゼオラいいぞ!!
その調子でどんどん吸い取れ。]




黎奈はにこりともせずその場でじっとしていた。