皆の体が光り始めた。 「なにして・・・」 黎兎がそう呟くと 「魔力が・・・吸い取られる・・」 隣の天音が苦しそうに呟いた。 「え・・・」 他のみんなも苦しそうに顔を歪めていた。 嘘だろ・・・。 俺の中で絶望が広がっていった。 本当に黎奈は俺たちを・・・。 どんどん皆の魔力を吸い取っていく黎奈。 右手には大きな光の玉ができていた。 あんなの当てられたらひとたまりもない。 [いいぞ!ゼオラいいぞ!! その調子でどんどん吸い取れ。] 黎奈はにこりともせずその場でじっとしていた。