神聖魔法団【下】


「さっきから聞いてりゃ好き放題言いやがって。
お前が何て言おうが黎奈は俺たちの仲間なんだよ!!
てめぇの奴隷でも僕(しもべ)でもねぇんだよ!!

てめぇに黎奈は渡さない。
黎奈を連れ戻す」



「そうだ!
黎奈ちゃんは僕たちの仲間だ!
大切な人なんだ!お前になんか渡さない!!」



「黎奈は私の大切な友達でもあって大切な仲間なの!
アンタになんか渡さない」



「俺は黎奈に言ってないことたくさんあるんだ。
思い出が消えてないって俺は信じる。
黎奈は俺たちの大切な仲間だからお前を倒す!」



「黎奈は俺の大切な生徒でもあり仲間でもあり家族でもある。
家族が奪われて黙ってる俺たちじゃない。
全力でお前を倒す。覚悟しろ」



「黎奈は俺たちのそばにいなきゃいけない存在なんだ。
欠けちゃいけねぇ仲間なんだ。お前の奴隷、僕?笑わせるな。
お前を倒して黎奈を連れて帰る。
黎奈は俺たちの仲間だ。家族だ!!」



[ははっ。これだから人間は・・・。
まぁいい。そんなに言うなら地獄を見るがいい。
せいぜい仲間に殺されるんだな]



その言葉とともに黎奈がこっちに体を向ける。



ゾクッ



目が合っただけなのに体が恐怖で震える。


なんだよ、これ・・。


ギュっ



手を握られ横を見ると



「大丈夫」



そう言って微笑む天音がいた。




そうだよな。



大丈夫だ。



みんな頑張れ。