「れな!!」
「れなちゃん・・・!!!」
「れ・・な・・・っ」
隣を見ると母さんが泣いていた。
俺も思わず笑みが零れる。
「よかった、生きてたんだね。
よかった・・・」
「れな!
そっちなんかにおらず俺らのところに来いよ!」
瑠雲があの眩しいほどの笑顔でそう言った時
[ふふっ]
「危ない!!!」
一瞬のことだった。
早すぎて何も見えなかった。
いや、頭が追いつかなかったんだ。
カイザーの笑い声が聞こえたと思ったら雷が瑠雲を抱え込む形で倒れた。
瑠雲がいたところにいたのは
さっきまでカイザーの隣にいたはずの黎奈だった。


