神聖魔法団【下】




「れな!!」



「れなちゃん・・・!!!」




「れ・・な・・・っ」





隣を見ると母さんが泣いていた。



俺も思わず笑みが零れる。




「よかった、生きてたんだね。
よかった・・・」




「れな!
そっちなんかにおらず俺らのところに来いよ!」





瑠雲があの眩しいほどの笑顔でそう言った時




[ふふっ]



「危ない!!!」





一瞬のことだった。




早すぎて何も見えなかった。




いや、頭が追いつかなかったんだ。





カイザーの笑い声が聞こえたと思ったら雷が瑠雲を抱え込む形で倒れた。




瑠雲がいたところにいたのは





さっきまでカイザーの隣にいたはずの黎奈だった。