「炎虎、念の為もうシールドを張ってくれ」
「おっけ」
俺と母さんの周りを赤いシールドが包む。
「これがシールド・・・。」
「母さん、ここから出ちゃダメだよ。
危ないから」
「わかった」
「天音も入っとけ」
雷にそう言われ天音がシールドに入る。
シーンと静まり返ったダークホール。
確かに声が聞こえた。
ここに俺たちがいるってことはカイザーが現れたってことだ。
でも、どこにいる?
姿がどこにもない。
他の皆も構えているがどこから現れるのか把握できないから焦ってるように見えた。
「どこだ、どこにいる・・・」
涯がそう呟いた次の瞬間、
[ここだよ]
前方やや斜め上から声が聞こえた。


