神聖魔法団【下】




気付いた時には世界は真っ暗だった。




「ここは・・・・?」




隣に母さんの存在を感じたとき、どうしようもない気持ちになった。



「母さん、ここが前に言ってたダークホールだよ」



「ここが、ダークホール・・・」



呟くように言った母さんの声と共に




「黎兎!黎華さん!大丈夫か?」




涯の声が聞こえた。




声をした方を見ると皆がいた。



「あぁ!大丈夫だ!」



「いきなり来るとは抜け目がない」




雷がいつの間にか後ろに居た。



「おぉ、いつの間に」



「悪い悪い」




俺と母さんを囲むように皆が立った。




視線を泳がせる。



何も見えないし、何も感じない。



暗闇が広がってるだけだ。