神聖魔法団【下】




「優子さん綺麗で素敵な人だったね!」



「僕、あんな人と付き合ってみたいな~」



「良い人だったな。黎兎もそう思うよな?」




「あぁ。良い人だった。
また会いたい」



これは本心だった。



きちんとお礼を言いたかった。



まだ言いたりない。



「彼女の前でよく言えるな」



雷の言葉でハッと気付く。



「いや、そういう意味じゃないから!
違うからな!!」



「わかってるよ」



必死で言ったのが面白かったのか笑いだす天音。




「だけど、雷もよく思いついたな。」



恥ずかしかったから話を逸らした。




「あぁ。炎虎の言葉もしかしたら違う人に言ったかもって思ってな。
俺たちに言ったかも知れないけど、誰か違う人を呼んだ気がしてならなかったから。」




助けてって言ってたな、そう言えば。



優子さんのこと呼んでたのかな~。