神聖魔法団【下】




「優子さんのおかげでもありますよ。
ありがとうござます」



瑠雲の言葉に続き、皆が次々にお礼を言う。



「なんか照れるね」



あははっと笑っていた。



嬉しそうだった。



「今日はもう炎虎は帰した方がいいかもしれません」



「そうだね。おぶってもらってもいい?」



「はい」



涯が炎虎をおぶろうと腰を屈めた。



「あ!」


突如、風雅が思い出したかのように声をあげた。



「どうした?」



「涯!あのこと言わなくていいの?
黎奈ちゃんのこと」



「今はそういうこと言ってる場合じゃないだろ」



「黎奈ちゃん・・・?
もしかして、亡くなった?」



っ・・・。




「知ってるんですか?」



「炎虎から話を聞いてね。
よかったら聞くよ。」



「でも、炎虎が・・・」



「大丈夫。もう眠ってるだけだから」