神聖魔法団【下】




「あははっ・・・」



恥ずかしい。




「失礼ですが、どちら様ですか?」



瑠雲の質問に



「あ、そういえば言ってなかったね。
炎虎の姉の優子(ゆうこ)です。」



「お姉さん!?」



「え、すっごい綺麗・・・」



「確かに言われてみれば似てるかも」




「そんなに驚くこと?」



あまりの皆の驚きように優子さんも驚いている。




「炎虎にこんな綺麗なお姉さんがいたなんて知らなくて・・・」




「あははっ。綺麗だなんてありがとね。

それと、炎虎なんだけど、もう大丈夫だから。
皆ありがとね」



お礼を言われてしまった。



「そんな。俺たちは何も出来なかったです・・・。
優子さんが来てくださなければ炎虎は・・。」



瑠雲が申し訳なさそうに頭を下げる。



「ううん。皆が励ましてくれたからアイツは頑張れた。
あんなにも酷い過呼吸だったら普通意識不明になる。
でも、それがなかった。
皆のおかげよ。本当にありがとう。

頭を上げて?」



その言葉にゆっくり頭を上げる。