「あははっ・・・」
恥ずかしい。
「失礼ですが、どちら様ですか?」
瑠雲の質問に
「あ、そういえば言ってなかったね。
炎虎の姉の優子(ゆうこ)です。」
「お姉さん!?」
「え、すっごい綺麗・・・」
「確かに言われてみれば似てるかも」
「そんなに驚くこと?」
あまりの皆の驚きように優子さんも驚いている。
「炎虎にこんな綺麗なお姉さんがいたなんて知らなくて・・・」
「あははっ。綺麗だなんてありがとね。
それと、炎虎なんだけど、もう大丈夫だから。
皆ありがとね」
お礼を言われてしまった。
「そんな。俺たちは何も出来なかったです・・・。
優子さんが来てくださなければ炎虎は・・。」
瑠雲が申し訳なさそうに頭を下げる。
「ううん。皆が励ましてくれたからアイツは頑張れた。
あんなにも酷い過呼吸だったら普通意識不明になる。
でも、それがなかった。
皆のおかげよ。本当にありがとう。
頭を上げて?」
その言葉にゆっくり頭を上げる。


